便秘に悩まされる人は少なくないでしょう。

便秘になると肌荒れ、ニキビ、食欲不振や、血行が悪くなったりするなど、様々な弊害があり、とても困りますよね。
そんな便秘への対策ですが、実は便秘には複数の種類があります。今回は便秘の種類についてご紹介し、そのうち、日本人に最も多いと言われる弛緩性便秘について対策などをご説明いたします。

・便秘の種類

便秘(慢性便秘)には主に以下の三つの種類があります。

1、弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)

本記事で説明する弛緩性便秘。これは大腸のぜんどう運動が弱くなることで起こる便秘です。日本人には最も多い便秘であると言われています。

2、痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)

ストレスや自律神経の乱れなどにより、大腸の筋肉が正常に動かず、便を運ぶ機能が上手く作用しなくなってしまった状態です。便秘と下痢を繰り返すような症状が起こります。

3、直腸性便秘

便意が脳に伝わらず、排便したいという感覚が起こらない状態のことを言います。便意を我慢しすぎている人や、浣腸を使いすぎている人などが起こると言われています。

自分がどの便秘に当たるかを理解することは、対策を立てる上で重要です。今回は、日本人に最も多いと言われる弛緩性便秘について説明します。

・弛緩性便秘の対策

1、食物繊維

便秘には食物繊維を取るのが良いとされていますよね。しかし便秘タイプによって取るべき食物繊維の種類が違うんです。
ここで「食物繊維に種類があるの?」と疑問に思われた方がいるかもしれません。そうなんです、実は食物繊維には水溶性と不溶性の二種類があるんですね。そして弛緩性便秘についてですが、これに効くのは不溶性の食物繊維になります。

不溶性食物繊維はその名の通り水に溶けないもので、排便作用を促す効果があります。この食物繊維を含む食べ物としては、ゴボウ、とうもろこし、さつまいも、こんにゃく、しめじ、干ししいたけなど、きのこ類、いも類、野菜などが豊富です。ちなみに青汁は、水溶性・不溶性をバランス良く含んでいると言われます。

2、乳酸菌

乳酸菌は腸に良いというのが一般的なイメージですが、乳酸菌が効果を発揮するのは弛緩性便秘です。もし便秘に乳酸菌が効かない、とお悩みの方がいたら、違う便秘タイプかもしれないんですね。乳酸菌が豊富に含まれるのはなんといってもヨーグルトですね。サプリを摂るのもおすすめの方法でしょう。

あまりに便秘がひどい場合は、下剤などに頼るのもアリかもしれません。しかし根本的な解決にはならないし、乱用は禁物です。あくまで副次的なものとして利用するようにしましょう。